低糖質・ケトジェニック 筋トレ・ダイエット

ローファットダイエットでMCTオイルは有効なのか?【薬剤師監修】

2022年4月27日

こんにちは、薬剤師の寺田りょーすけです。

 

「ローファットダイエットにMCTオイル!?」

「ローファットダイエットって、油とっちゃダメなんじゃないの!?」

 

結論からいうと、ローファットダイエットでもMCTオイルは痩せるために有です。

ケトジェニックダイエットではお馴染みのMCTオイルですが、実はローファットダイエットにも活かすことができます。

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この記事では、ローファットダイエット中にMCTオイルを摂取して体脂肪燃焼を促す方法を詳しく紹介します。

 

私が実践して、体脂肪を減らした実績と経験があるので、ローファットダイエットが上手くいかない方はぜひ参考にしてください。

 

 

MCTオイルのはたらき

ご存知の方もいるかと思いますが、MCTオイルのはたらきを改めて紹介します。

 

MCTオイルのメリット

MCTオイルのメリットは、

  • 他の油に比べて、体脂肪になりにくい
  • 体脂肪燃焼を促す

MCTオイルは、中鎖脂肪酸を主成分とする油です。

 

サラダ油やごま油などの長鎖脂肪酸と異なり、代謝されやすいため体脂肪になりにくいという特徴があります。

 

そのため、ケトジェニックダイエットで不足するカロリーの補充や、ケトン体生成による体脂肪燃焼に貢献します。

 

 

カロリーは1gにつき9kcal。

 

脂質は各種ホルモンの合成に必要であるため、必ず摂取しましょう。

 

【脂質から合成されるホルモン一例】

  • 男性ホルモン(筋力増強)

 

MCTオイルを摂るデメリット

MCTオイルのデメリットは、

  • 1gあたりのカロリーが高い
  • 一度に多量に摂取すると下痢になりやすい

MCTオイルは、もちろん「油」なのでカロリーが高いです。

いくら痩せやすい油だからといって摂りすぎると、体に蓄積され、結果太ります

 

また、一度に多くのMCTオイルを摂取すると下痢になる人もいます。

まずは1〜5gの少量から開始して、徐々に増やしていくようにしましょう。

 

 

ローファットダイエットにMCTオイルを摂ってもいい理由

ローファットダイエット中にMCTオイルを摂っても良い理由を3つ紹介します。

 

その①:すぐに肝臓に運ばれて代謝されるため

長鎖脂肪酸は、小腸から吸収されてリンパ管・静脈を経由して全身(筋肉、脂肪組織、肝臓など)に運ばれます。そのため、組織に分布し脂肪になりやすいという特徴があります。

 

一方、MCTオイル(中鎖脂肪酸)は直接肝臓に運ばれエネルギー源になるため、体に体脂肪として蓄積されにくいことが特徴です。また、発生するケトン体は体脂肪の燃焼を誘発するため、さらに体脂肪の燃焼が加速されます。

 

また、この特徴を利用して、ケトジェニックダイエット中のトレーニング前はMCTオイルを摂ると、筋トレ時のエネルギーとして利用できるため、使用重量や耐久力が上昇します。

 

通常、糖質を原料として筋肉は稼働するため、ケトジェニックダイエット中は使用重量等が下がり、筋肥大を思うように行えないというデメリットがあります。

しかし、運動前1〜2時間前にMCTオイルを摂取することで、MCTオイルが分解したときのケトン体をエネルギー源としてしようできるため、強度を落とさずに筋トレができる、というわけです。

 

もちろん、ローファットダイエット中は糖質がエネルギー源としてはたらくため、MCTオイルをトレーニング前に無理して摂らなくても大丈夫です。

 

その②:脂肪燃焼を促進する

MCTオイルをローファットダイエット中に摂っても良い理由は、MCTオイル自体の脂肪燃焼効果です。

 

先程も説明したとおり、MCTオイルは直接肝臓に運ばれ、代謝・分解されます。その際発生するケトン体は、体脂肪の燃焼を誘発することがわかっています。

 

それはローファットダイエット中でも例外ではなく、糖質の代謝経路とは別にMCTオイルは代謝されるため、邪魔されることなく体脂肪燃焼効果を発揮します。

 

その③:不足分のエネルギーを補完できる

MCTオイルをローファットダイエット中に摂取する利点として、不足分のエネルギーを補給できることが挙げれられます。

 

ローファットダイエットは1日のカロリー摂取を炭水化物とタンパク質で補います。

いざやってみるとわかるのですが、1日分のカロリーを炭水化物をタンパク質だけで摂るのは意外と厳しいです。

 

1日の摂取カロリーが基礎代謝を下回ると人間の体は省エネモードに移行し、消費カロリーを下げてしまいます

消費カロリーが下がると脂肪の消費力も下がるため、余計痩せにくくなるという悪循環が起こります。

 

その不足分を補うためMCTオイル自体の脂肪燃焼効果を利用して、より体脂肪燃焼効率をアップさせようというのが、ローファットダイエット中にMCTオイルを摂る大きな利点です。

 

ローファットダイエット中にMCTオイルを摂る際の注意点

ローファットダイエット中にMCTオイルを摂る利点を解説しましたが、むやみやたらにMCTオイルを摂取してしまうと太るリスクもあります。

 

そのため、次のことに注意する必要があります。

 

1日の総摂取カロリーが1日の消費カロリーを必ず下回るようにすること!

1日の消費カロリーは、以下の式で表されます。

 

消費カロリー=基礎代謝+活動代謝

 

さらに、痩せるためには次の条件が必要です。

1日の消費カロリー>1日の総摂取カロリー>基礎代謝

 

1日の消費カロリー基礎代謝は、keisanというサイトで算出できます。

keisanで消費カロリーと基礎代謝を計算する>>

 

効率よく痩せるためには、1日の総摂取カロリーが基礎代謝と消費カロリーの間に入るようにすることが必須です。

 

いくらMCTオイルがすぐさま代謝されてエネルギーになったとしても、1gあたり9kcalのエネルギーがあるため、取り過ぎには気をつけましょう。

 

まずは少量から開始すること!

先程もMCTオイルのデメリットとして挙げましたが、一度に多くのMCTオイルを摂取すると下痢になります。

 

Ryosuke
私は最初に10gのMCTオイルを飲んで、6時間下痢と腹痛に苦しみました

 

まずは1〜5gの少量から開始して、徐々に増やしましょう!

 

また、MCTオイルは絶対に加熱してはいけません

煙が出て、最悪の場合火事になります。

 

MCTオイルは加熱しないこと!!

 

まとめ

脂肪は、1gあたり9kcalという大きなエネルギーを保有する成分です。

特に飢餓時には、炭水化物やタンパク質に比べ、単純比較で2.25倍ものエネルギーを保存できるため、長期に渡って生命活動を維持できるという重大な役割があります。

 

また、脂質は

  • 筋肉を増やすためのテストステロンの材料になる
  • 肌を守るための皮脂の材料になる

といったボディメイクや美容の重要な成分でもあるため、過剰に脂質を避けることはかえって目標から遠ざかってしまうことに・・・。

 

Ryosuke
ローファットダイエットが成功しない、肌荒れや便秘に悩んでいるという方はこれが原因である可能性もあります

 

ですが、MCTオイルを上手く活用できれば、最短距離で目標に近づくことも可能です。

この記事を参考にして、ぜひローファットダイエットを成功させてください!

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寺田りょーすけ

現役薬剤師5年(認定薬剤師取得)
筋肉専門薬剤師として、正しいボディメイクの知識を広めるため情報発信をしています。
皮膚科門前薬局4年間の経験と大学研究室での経皮吸収の研究の経験を生かし、美肌・肌の悩みを解決します。 多汗症専門薬剤師としてあせっかき・多汗症の悩みを解決します。
詳しいプロフィールはこちら

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