①3ヶ月で辞めて第二新卒として薬剤師の転職はできるの?
②どんな基準で転職を考えた方がいいかな
③転職サイトは何を使った方がいいの?
こういった疑問に答えます。
僕は4月に入社し、6月で会社を辞めて7月に転職しました。(わずか3ヶ月しかいなかった)
①入社3ヶ月でも第二新卒として転職できると断言します
②3ヶ月で転職を考えるべき5つのポイント
③第2新卒は必ず転職サイトを利用すべき理由
④第2新卒におすすめの転職サイト厳選3種
こういった僕が解説していきます。
1,入社3ヶ月でも第二新卒として転職できる理由
3ヶ月で会社を辞めても転職はできます。
その理由のひとつとして「若さ」があげられます。
「若さ=凝り固まった考えがない・伸びしろがある・体力がある」
と認識されるからです。
仕事に対して熱心で、真剣に取り組んでおり、なおかつ疲れしらず!といった人、すごく印象がいいですよね?
僕の同僚にもそういうタイプの人がいますが、近くにいるだけで楽しく、そしていい刺激になります。
話は変わりますが、「経験もなにもないのに本当に転職できるの?」と思っていませんか?
そもそも、新卒で入社する人は全員社会人経験はありません。
僕は人事担当の人と関わりがあり、先日何を重要視して採用しているのか聞いてみました。
ずばり『やる気』です。
先程もいいましたが、活気のある人の近くにいると、その活気は全体に伝染していきます。
企業はそんな人材を欲してます。
自身を持って転職活動をしていきましょう!
2,3ヶ月で転職を考えるべきチェック項目5つ
僕が入社して感じた、今すぐにでも転職を決意すべきチェック項目を5つ考えました。
その①:提示されていた給与とかけ離れている
就職活動時、または入社時に提示された給与が、実際に貰う給料と大きく異なるときです。
モデル月収として見た金額が、交通費や諸手当込みの給与になっているケースが多々あります。
僕の場合もモデル月収25万と説明されていましたが、その内訳が「基本給+交通費+家賃補助+残業代+夜勤手当+扶養手当etc...」となっており、実際は18万しか給与として入ってきませんでした。
1ヶ月あたり7万円の損。1年間で84万円もの機会損失です。
今後の人生設計に大きく影響してきます。
僕の場合は、
- 家賃
- 車の維持費
- 保険料
など全てを込みで貯金の計画を立てていたので、実際の賃金を知ったときはかなり焦りました。
結婚も視野に入れていたので、聞いていた給与との乖離はかなりの痛手・・・。
手当を抜いた、月に必ずもらえる給与の額は必ず確認すべきです。
その②:勤務時間が大きく異なっていた
例えば、サービス労働や残業が当たり前に存在している場合です。
「新人は始業時間の1時間前には来てなくてはいけない(もちろん給料は出ない)」
「先輩より早く帰ってはいけない」
このような慣習がある会社は転職を考えるべきです。
しばらく組織にいると、それが当たり前のような錯覚に陥りますが、それ、世間から見たらかなりおかしいですよ?
その③:休日出勤の存在
ブラック企業は休日出勤が当たり前になっています。
- 平日の業務量が多すぎて終わらない
- 効率的に業務を行う体制が会社内で出来ていない
- 人員が足りない
こういったことが原因です。
休日出勤が強制である場合もありますが、会社もしくは部署内で「土曜日は出勤するよね?」という雰囲気が出来てしまっており、実質週6日勤務が常態化しています。
はっきり言いますが、それは異常です。
その④:勤務先が大きく異なっていた
入社説明時に聞かされていた配属場所、または転勤なしと言われたにも関わらず出向により引っ越さねばならないほどの距離に配属される場合があります。
これは特に独身の方に多く発生し、「従わないと出世に関わってくる」と暗に脅してくることもあるようです。
このように事前に告知されていれば決心して人生設計を立てられますが、人材不足の場所に好きに配置出来るように騙して入社させるやり方もあることは事実です。
その⑤:人間関係の悪化
最初に断っておきますが、社会人で人間関係の悩みを抱えている人は99%以上いるといっても過言ではありません。
それは社内もそうですし、社外(たとえば顧客など)に対してもいえます。
何となく気に食わない、あの態度が嫌いなどといったような理由では転職しない方が良いです。
一方、職場内のイジメや極度のスパルタなど精神的、身体的に追い詰めてくるような場合は転職した方が良いです。
よく「身体が資本」といいますが、非常に的を得ています。
資産を生むための身体を何よりも大切にしましょう。
3,第2新卒は必ず転職サイトを利用すべき理由
3ヶ月でも第2新卒として転職できるといいましたが、転職サイトは必ず利用すべきです。
その理由を説明します。
その①:信頼性の確保
いくら『若さ』があるといっても、その後ろ盾は必要です。
なぜなら、新卒で3ヶ月ではまだその人のブランドが無いからです。
たとえば、『商品開発プロジェクトのリーダーをしていて、会社の主力商品へと押し上げました!』という候補者がいたとすると、その人は
- リーダーシップ
- 商品開発のノウハウ
- トップセールスの実績持ち
というブランドを持った人間と認知されます。
こういった人は、「経験=明確な実績」となり転職には圧倒的に有利です。
では、3ヶ月で転職する人はどうでしょうか。
3ヶ月間ではおそらく、新人研修といった社会人としてのマナーや、業務のさわり程度しかしていないのではないでしょうか。
このまま希望の会社にアピールしても、実績がないのでは会社側はあなたの評価をしようがありません。
それではどうしたらいいのか。
そこで、『信頼性の確保』です。
あなたはどこかいいレストランや居酒屋はないか探しているときに、「食べログ」の口コミを参考にしたことがあるのではないでしょうか。
これは「ウィンザー効果」といって、当事者から発信する情報よりも、口コミなどの第三者から間接的に伝わる情報の方が、信ぴょう性や信頼性が高くなる心理現象のことです。
これを転職活動に当てはめてみると、第三者(転職サイトのエージェント)による(あなたへの)口コミが、あなたの信ぴょう性や信頼性を高めてくれます。
そのためにも、転職サイトのエージェントとはしっかり詳細まで話し合いをすることをオススメします。
その②:応募書類やアピールポイントの添削
転職活動で一番何が重要かといえば、間違いなく『履歴書』です。
人事担当者があなたの素性を知るための手段は履歴書しかありません。さらにいえば、人事担当者と初めて顔を合わせるのは、あなたではなく「履歴書」です。
つまり、あなたの第一印象は「履歴書」で決まってしまうといっても過言ではありません。
このファーストコンタクトを確実なものにするためにも、必ず第3者の視点を入れるべきです。
それでは、なぜ第3者の視点をいれるべきなのでしょうか。
それは、あなただけの視点で自分のアピールポイントを書くことは非常に危険だからです。
どのように危険なのかというと、評価者が自分しかいないため、たとえ的はずれなことを書いてもそれが的外れだということに気づかないから。
自分のことが客観的に見ることができる自身のある人ならそれでいいかもしれませんが、あなたにはその自信はありますか?
転職サイトは無料で利用できるので、使うに越したことはありません。使えるものは使う、このスタンスを大切にしましょう。
話は戻りますが、履歴書は転職サイトのエージェントがしっかりと添削してくれて、なおかつアドバイスもくれます。
的はずれなアピールをするより、推敲された有効的な履歴書で面接に臨みましょう。
4,第2新卒におすすめの転職サイト厳選3種
3ヶ月で第2新卒として転職した私が使用して判明した良い点・悪い点を含め、その中でもオススメする転職サイトを紹介します。
その①:マイナビ転職
メリット
✓日本最大級の求人掲載数(マイナビ転職にしか載っていない求人85%)
✓新着求人数毎週2,000件以上
✓Webでの履歴書添削が可能
✓ジャンルに『第2新卒歓迎』のカテゴリーがある
デメリット
✓関係のあるメールから関係のないメールまで、大量にメールが来る
✓なかなか求人が決まらない案件がいつまでも残っている
*注意
添削なとのサービスを受けられるのは『マイナビエージェント』なので注意しましょう!
『マイナビ転職』と『マイナビエージェント』同時に登録することをオススメします。
その②:第2新卒エージェントNeo
メリット
✓第2新卒にスポットを当てた『第2新卒専門転職サイト』
✓ひとり当たり平均10時間の手厚いサポート
✓ブラック企業を意図的に除外している
デメリット
✓他の転職サイトよりも掲載数が少ない(優良企業を厳選しているため)
✓その分競争が激しいためすぐ求人がなくなることがある
その③:リクナビNEXT
メリット
✓圧倒的転職者サイト使用率(転職者の約80%が利用)
✓スカウト登録が可能(企業や転職エージェントから適性に合ったオファーが届く)
✓グッドポイント診断ができる(リクルートキャリアが開発した転職者の強みを客観的な視点で分析するサービス)
デメリット
✓エージェントによるサポートが受けられない(あくまで転職サイト(紹介)のため)
✓連絡、特に電話の数が多い
*注意
添削なとのサービスを受けられるのは『リクルートエージェント』なので注意しましょう!
5,まとめ
いかがでしたでしょうか。
3ヶ月で辞めても、第2新卒として充分転職が可能であることをご理解いただけたと思います。
しかし、あなただけの力では成し遂げられないこともあるのは確かです。
そのときには素直に転職エージェントに頼りましょう。
最小限の努力で最大限の結果を出す、効率良く転職活動をしましょう。