こんにちは、薬剤師の寺田りょーすけです。
「マーケティングビジネス実務検定にはじめて挑戦したいけど、具体的にどうやって勉強すればいいの?」
「効率的に勉強して、できれば1回で合格したい!」
初心者に良くある悩みですが、コツさえ押さえれば「マーケティングビジネス実務検定」は確実に合格することができます。
今回は実際に私が、
- 初挑戦
- 1回で
- C級とB級同時に受験し、
- 同時に合格した
勉強方法を紹介します。
僕は現在薬剤師をしており、マーケティングとは全く関係がありません。マーケティングビジネス実務検定の勉強方法を紹介している他の方と異なり、僕は0からの知識のスタートとなっています。
その頃は、というか今でも勉強法に関する情報が無かったため、この記事の通りに勉強を進めました。
効率的な勉強の方法には自信があるので、未経験の人はぜひ参考にして下さい。
はてな
- マーケティングビジネス実務検定ってなに?
- どうやって勉強すればいいの?
- 就職、転職に効果があるのかな。
こんな疑問も、「全て」この記事で解決していきます!
初めてビジネスマーケティング実務検定を受けるあなたにも、どこよりも分かりやすく説明します。
どうか最後までお読み下さい!
マーケティングビジネス実務検定とは
公式HP: https://www.marke.jp/
レベル:[su_table]
A級 | マーケティング・戦略レベル、マーケティング・マネジメントレベル |
B級 | マーケティング・オペレーション応用レベル(業務の運営ができる) |
C級 | マーケティング・オペレーション基礎レベル(定型業務ができる) |
[/su_table]
試験会場: 東京、横浜、名古屋、大阪、仙台、福岡、団体施設など
コロナの影響で現在Web試験が導入されています。
試験日: 年4回(2、6、8、11月) A級は不定期
今後のマーケティング・ビジネス実務検定 お申し込み・実施日程
受験料(税込):・C級 5980円
・B級 7150円
・B,C級級併願 13130円
・A級 12343円
・A,B級併願 19493円
合格発表: 本人宛に通知(ネットで閲覧も可)
合格基準点: C級:200点中80%(160点)を基準として試験委員長の定める点
B級:300点中70%(210点)を基準として試験委員長の定める点
A級:各回審査員長の定める点 ←あいまい過ぎない?
マーケティングビジネス実務検定の勉強方法
マーケティングビジネス実務検定の効率的な勉強方法について解説します。
受かるために必要な情報のみ記載したので、流れを理解するために順番にお読み下さい。
勉強時間の目安
未経験者:50時間
マーケティング関係の職に就いてる方:20時間
ちなみに僕の場合は、2日に1回、1日約1.5時間のゆっくりしたペースで勉強をし、2ヶ月でC級・B級同時に合格しました。
理由として、本業があるので、そこまで勉強に時間を割けないからです。主に通勤中と帰宅後の空き時間に勉強をしました。
未経験の方は、まずマーケティング関連のキーワードから覚えなくてはならないため、経験者より時間がかかります。
さらに、生産から販売までの流れを未経験者は掴めていないため、そのキーワードがどの工程で使われるのか、その理解にもさらに時間がかかります。
マーケティング関連の職に就いている方は、予備知識がある点有利かもしれません。
しかし、そんなゆっくりしたペースでもB級までなら2ヶ月で合格できます。
難易度
C級:過去問を3周+参考書内の流れを理解すれば受かるレベル
B級:過去問3周+参考書を熟読
試験の中では比較的簡単な部類に入ると思います。
過去問と参考書を後程紹介する勉強法を実践すれば、充分1回目の受験で合格可能です。
マーケティングビジネス実務検定は採点結果と合格率が未公表となっていますが、ネットやTwitterの反応を見ると、おおよそ6〜7割といわれています。
もちろん、ノー勉では100%受からないのでご注意下さい。
参考書
参考書は、有名なものが2種類あります。
C級
1.マーケティング・ビジネス実務検定®オフィシャルテキストベーシック版 (出版:国際実務マーケティング協会®)
2.マーケティング・ビジネス実務検定 ベーシック版テキスト (出版:税務経理協会)
B級
1.マーケティング・ビジネス実務検定®オフィシャルテキストアドバンス版 (出版:国際実務マーケティング協会®)
2.マーケティング・ビジネス実務検定 アドバンス版テキスト (出版:税務経理協会)
「国際実務マーケティング協会」と「税務経理協会」から出版されています。
結論からいうと、両方購入したほうが合格率を上げられます。
理由は次の項で説明します。
参考書はどちらを選べばいいのか
先ほども言いましたが、両方購入したほうがいいです。
国際実務マーケティング協会出版のものが公式になるのですが、これには欠点があります。
『平成28年B級試験 マーケティング知識 問題1 問1』で「アメリカ・マーケティング協会(AMA)について」の問題が出題されたのですが、これは公式のテキストには載っておらず、税務経理協会出版のマーケティング・ビジネス実務検定 ベーシック版テキストには掲載されていたのです。
その他にも
・POSシステムの詳しい説明
・CI戦略
・コンビニエンスストアの4P
など、試験には出るのに公式テキストには載っていない情報があります。
試験での取りこぼしを防ぐためにも、マーケティング・ビジネス実務検定(税務経理協会出版)を同時に購入することをおすすめします。
逆に、マーケティング・ビジネス実務検定(税務経理協会出版)に載っていない情報もあるので、公式テキストと弱点を補い合って使いましょう。
しかし値段が高いため、安く済ませたいのならばマーケティング・ビジネス実務検定 ベーシック版テキスト (出版:税務経理協会)のみでもOKです。
C級ならば、 マーケティングビジネス実務検定ベーシック版テキスト・・・3,080円
B級ならば、 マーケティングビジネス実務検定アドバンス版テキスト・・・4,290円 で入手できます。
公式サイトで買うと高いので、amazonでの購入がオススメです。
過去問
C級
1.マーケティング・ビジネス実務検定®C級試験問題集
B級
1.マーケティング・ビジネス実務検定®B級試験問題集
過去問の選択肢はひとつしかありません。
基本、ビジネスマーティング実務検定のテキストは、公式HPから参考書と過去問をセットで購入することになります。
C級:マーケティングビジネス実務検定公式HPベーシック版へのリンク
B級:マーケティングビジネス実務検定公式HPアドバンス版へのリンク
ちなみに僕は下のようなテキストをそろえて、C級B級に合格しました。
ぜひ参考にして下さい。
勉強方法
step
1参考書を通して読む
step
2過去問を解き、答え合わせをする
step
3テキストと照らし合わせて、暗記する
step
4再度過去問を解く
step
52〜4を繰り返す
step
6問題文を見るだけで正解が分かるようになったら、マーケティング関連の本を読む
1.参考書を通して読む
まずは概要を理解します。
この段階では無理して暗記しようとしなくていいです。
というか、最初から暗記するのは時間の無駄です。
本気で取り組もうとしている方にありがちなことで、教科書を開いて1ページ目から真面目に覚えようとする傾向があります。
僕も最初はそのやり方だったのですが、途中で行方不明になります。
2.過去問を見て、テキストにマークアップしていく
いきなり過去問!?とお思いなのではないでしょうか。
まずは過去問でどのキーワードが多く出題されるか、傾向を掴みましょう。
その際、テキストに書き込みをしていくのですが、ポイントは以下の通りです。
1.過去問の問題1の1を見る(全くわからなくてもOK)
2.答えを見て正誤を判断する
3.問題がテキストのどの部分に当たるか調べる
4.テキストに、「過去問に出た」というマーク&重要なキーワードに蛍光ペンを引く
5.1〜4を過去問1冊すべて繰り返す
この作業は大体1日で終わります。
つまり、1日は覚えることを我慢し、下準備に徹する日にしましょう。
これをするのとしないのとでは効率が段違いです。
マークアップが完成したら、今度は暗記の段階に移ります
3.参考書のマークアップ部分を重点的に暗記する
ここからが本番ですね。
問題は公式参考書の中からしか出ないので、マークアップした部分を暗記すればOKです。
ここでのポイントは、
例:戦略的統制→中長期的な観点から、企業のマーケティング活動が、市場の変化に対応し得るものかどうかを包括的・系統的に見直す
マーケティング業務統制→年度ごとにマーケティング業務が計画通り進んだかどうかをチェックする
同じ統制でも、統制期間が異なります。
単語ごとに覚えず、
戦略的統制・・・「中長期」
マーケティング業務統制・・・「年度ごと」
のように、違いに着目して覚えましょう。
4.再度過去問を解く
最後まで完璧に仕上げなくてもいいので、『ある程度できたな・・・』と思ったら、過去問を解きましょう。
なんとなく問題と答えを覚えているかもしれませんが、選択肢の意味も答えられるようにしましょう。
そうすれば、試験のどんな出題形式にも答えられるようになります。
就職・転職に有利に働く理由
まず宣言しますが、TOEICほどの効果はありません。
しかし、マーケティング関連の職に就く際には知識0で臨むより、「こういう資格を取るほどマーケティングに興味がありますよ!」という実勢のあるアピールになるため、マーケティングビジネス実務検定資格は取り得なのではないかと思います。
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まとめ
・参考書はマーケティング・ビジネス実務検定®オフィシャルテキストC級 (出版:国際実務マーケティング協会®)とマーケティング・ビジネス実務検定 ベーシック版テキスト (出版:税務経理協会)どちらも購入すべし
・C級もB級も勉強法は同じ。勉強した分だけ自分に返ってくる。
・就職転職で評価される資格なので、取って損はない