こんな疑問に答えます。
理由は分からないけど、なぜか寝られないという経験をした方も多いのではないでしょうか。
私もいつも眠れる時間なのになぜか寝付けず、そのまま朝を迎えてしまった経験が何度も・・・。
しかし最近はとある睡眠法を使って、2分以内には眠りにつくことができています。
とある方法とは、米軍式睡眠法!
今回は、眠りたいのに眠れない、寝付きが悪い方に向けて睡眠とはなにか、米軍式睡眠法のやり方について解説します。
睡眠とはなにか
睡眠には次のようなはたらきがあります。
- 疲労を回復する
- 脳や身体を休める
- 記憶を固定化する
- 免疫機能の増加
眠れないと、翌日倦怠感が出たり、意識散漫になったりと日常生活に支障をきたしてしまいます。
また眠れない間にも、眠れないことに対するストレスや余計なことや悩みについて考えてしまうことがありますよね?
そんな人にオススメしたいのが、次から紹介する米軍式睡眠法です。
米軍式睡眠法は、バド・ウィンター氏が開発した睡眠法で、戦場で大きな音が飛び交う中でも眠れるよう編み出した睡眠法と言われています。
米軍式睡眠法とは?
開発者のバド・ウィンター氏はアメリカの陸上コーチで、多くの金メダリストを排出した偉大な方です。
陸上コーチの他にも心理学の教授もやられています。
そのウィンター氏が米軍飛行前訓練学校に招待された際にパイロット見習い達の睡眠状況を改善するために開発されたのが米軍式睡眠法です。
この結果、約96%のパイロットが2分以内に眠れるようになったとのことです。
次から詳しく解説します。
米軍式睡眠法の理論
その理論は、
- 漸進的筋弛緩法
- ボディスキャン瞑想
を組み合わせたものです。
漸進的筋弛緩法は、全身に力を入れて、リラックスして、また力を入れて、リラックスしてを繰り返す方法。
眠るためには全身の緊張を無くすことが必要ですが、眠れない人は無意識に身体中が緊張していることが多いです。
そのため、わざとグーっと力を入れて、開放することで、その高低差を利用してリラックス状態にすることができます。
ポイント
本来パイロット達のために作られた方法なので椅子に座って行うものですが、寝ておこなっても問題ありません。
2分で眠れる米軍式睡眠法のやり方
この方法は身体のパーツごとに筋肉をリラックスさせていく方法です。この章では、身体の部位ごとにどんなイメージでリラックスさせていくか解説します。
- 顔
- 肩
- 腕
- 足
- 思考
顔
本来顔の筋肉43個を覚えるのですが、それは無理なので、特に重視する部位を示します。
それは、目・口周りの筋肉です。
力を込める際は、全力でやると逆に覚醒してしまうので5割程度の力にしましょう。
呼吸についても、
- 力を入れる時→息を吸う
- 力を抜く時→息を吐く
ゆっくり呼吸することが大切です。
ちなみに、寝付きがいい人は顔の脱力だけで眠ってしまう人もいます。
肩
肩も同様に、自重で床に沈み込んでいくようなイメージです。
呼吸法を意識して、脱力させていきましょう。
腕
どちらの腕からでもOKです。床に沈み込んでいくようなイメージで力を込め、抜いて脱力していきます。
このとき同時に指や手のひらも脱力させていきましょう。
足
足は、次の順番でリラックスさせていきます。
- 太もも
- ふくらはぎ
- かかと
- 足の裏
こちらも同じく床に沈み込んでいくようなイメージで脱力させていきます。
思考
最後に全身の筋肉をリラックスし終えたら、脳のリセットを行います。
最後に10秒間だけ何も考えないようにします。
もしできない人がいたら、
- 「考えるな」「考えるな」と頭の中で繰り返す
- 暗い部屋でハンモックで揺られている様子を想像する
上記のようにしても構わないので、何も考えない時間を作りましょう。
まとめ
以上が米軍式睡眠法になります。
方法をまとめると、
- 顔→肩→腕→足→思考の順でリラックスしていく
- 力は5割程度
- 呼吸は、力を入れるときに吸い、抜くときに吐く
もちろんこれでも効果がない人もいるので、参考程度にためしていただけたら幸いです。