こんにちは、Ryosukeです。
新卒で病院に就職し、その後薬局薬剤師を経験し、現在は薬局のベンチャーに転職。
途中で収入を上げるために様々な製薬企業や医療機器メーカー、CRAなどを受けました。

転職回数は4年間で2回、活動は20回以上経験しています。
この経験から以下のことが分かりました。
薬局・病院薬剤師から企業への転職は非常に難しい、無理。
生涯で収入を増やしたいなら、苦労しても新卒で企業に就職すべき。
今回は、「薬剤師として稼ぎたいなら大手製薬企業に就職すべき理由」についてお話します。
最初の選択を誤ると、後に大きな後悔に繋がることを私は身をもって経験しています。

就活中、またはこれから将来どの職種にするか考えている人は、ぜひ参考にして下さい。
contents
将来稼ぎたいなら、出世したいなら、まずは大手企業に就職すべき理由
私自身、薬剤師以外の職業へ転職しようとした経験が何度もあります。
その経験から、薬剤師から企業に転職するのはほぼ不可能と悟りました。
(ある条件を飲めば、可能です。)
この項目では、「将来稼ぎたいならまずは新卒で大手製薬企業に就職すべき理由」を解説します。
具体的には、以下のような理由があります。
- 薬局・病院薬剤師は年収が上がらない
- 大手製薬企業は管理職のポストが多いため出世しやすい
- 市場価値が高いため、その先有利な条件で転職ができる
経歴は、あなたの予想以上に年収に大きな影響を与えます。
もし就活生時代に戻れるのなら必ず製薬企業に就職しています。
薬局・病院薬剤師は年収が上がらない
薬局薬剤師や病院薬剤師は年収が上がりません。
どちらも経験した私が保証します。
薬局では管理薬剤師や薬局長に、病院では薬剤部長になれば手当が付き収入が増えますが、大抵はそこが出世のMAXで、それ以上年収が上がることはありません。

確かに初年度の年収は高いですが、生涯をかけてみると、圧倒的に大手製薬企業の年収が高くなります。
以下は、薬剤師の職業別の年収がどのペースで上がるかのイメージになります。
製薬企業に勤める薬剤師は最初は年収が低いですが、スキルを磨きインセンティブを得られるようになると、急激に年収が上昇する傾向にあります。
実際に私の友人も研究職で企業に就職しましたが、新卒の頃は私がもらっていた450万よりも年収が低かったですが、今では650万をもらっています。
大手製薬企業は管理職のポストが多いため出世しやすい
大手の製薬企業は出世をしやすい環境にあります。
組織自体が大きく、その分役職やポストが多数存在するため、年功序列の現代ではキャリアアップが比較的容易であると言えます。
キャリアアップに伴い、手当も拡張されるため年収が上がりやすいです。
また、優秀な人は他の企業からヘッドハントされることもあるため、ポストが空きやすいことも一因ではないかと思います。
中小企業では総合的な従業員の数が少なく、それに伴いポストが少ないです。
また、その会社で勤め上げる社員が多く、ポストが空きにくいためキャリアアップがしにくい傾向があります。
市場価値が高いため、その先有利な条件で転職できる
先程、大手企業だと優秀な人がヘッドハントされるといいましたが、その転職によって大幅に収入を上げることができます。
大手企業のネームバリューは非常に大きく、社会的信用度が高いため、転職の応募段階でも有利に審査されます。
(要は、無名の大学より、有名な大学の就活生の方が安心感があるよねって話です。)
なので、もし、『会社に飽きてしまった』『上司と反りが合わない』『もっと収入を上げたい』というときに、苦労せず転職ができるため、最初に大手の製薬企業に入った方がお得です。
ちなみに他の企業からのスカウトは、転職サービスで自分の経歴を登録しておくと、随時希望する企業から送られてくるので、あらかじめ登録しておくことをおすすめします。
私はビズリーチを主に使っていて、1ヶ月に1回はスカウトがきます。
まとめ
『薬剤師で稼ぎたいなら、まずは大手製薬企業に就職すべき理由3選』として、理由を3つあげました。
定年が60歳として働く期間は約40年と果てしなく長いです。
お金は労働意欲の原動力でもあり、生活を支える大きな力。就活の段階で、その後の人生が決まってしまいます。
辛いのは就職活動のときだけで、その後はすごく幸せな人生が待っています。
将来お金を稼ぎたい方は、まずは大手製薬会社を目指しましょう。